オフィスレディの裏の顔
1月3週目の週末にやっとよっちとデートをする時間ができた。よっちが私のセンスで新しい家のインテリアを一緒に決めてほしいと言ってきたので、2人でホームセンターへ行った。最初よっちは棚やクローゼットなど家具を見始めた。私はただよっちの後ろをついていき、近くに立ってぼーっとしていた。
「あんまり興味ないか?」
「え?」
「面白くなさそうやな。」
「そうじゃないけど・・・」
私は少し戸惑った。こういうとき、彼女ならこれがいい!と主張するものだのだろうか?そういうのはなんか・・・男からするとうざいんじゃないかなと思っていたし、家具なんて大きなもの自分の趣味で買えばいいんじゃんと思っていた。どのみち私の趣味と彼の趣味は違うだろうし。
「みすずならどれ選ぶ?」
「私の趣味で選ぶなら・・・」
「これやろ?」
「あはは。そのとおり。わかってるのに、それよっちの選択肢に入ってなかったよね?」
「男の一人暮らしでこの家具はないやろー。」
「そうね。」
でも、そうは言いながらもよっちは私が選んだ棚を買うか買わぬか迷いはじめていた。
「他のところも見て最後にまたここ戻ってこよ?」
「そやな。」
次に私たちは寝具コーナーに向かった。
「シーツなら私の趣味でもいいよね?」
「なんでや?」
「嫌になったらすぐ捨てられるし。」
「あかんやろ。大事にせな。」
「私もね。」
「大事にしてないか?」
「ブラウンにしよっか!」
私がちゃんと答えないことに対して、まいったなという顔をしていた。最近わりとほったらかしだったし、きっと自分でも気づいていたんだと思う。
「あんまり興味ないか?」
「え?」
「面白くなさそうやな。」
「そうじゃないけど・・・」
私は少し戸惑った。こういうとき、彼女ならこれがいい!と主張するものだのだろうか?そういうのはなんか・・・男からするとうざいんじゃないかなと思っていたし、家具なんて大きなもの自分の趣味で買えばいいんじゃんと思っていた。どのみち私の趣味と彼の趣味は違うだろうし。
「みすずならどれ選ぶ?」
「私の趣味で選ぶなら・・・」
「これやろ?」
「あはは。そのとおり。わかってるのに、それよっちの選択肢に入ってなかったよね?」
「男の一人暮らしでこの家具はないやろー。」
「そうね。」
でも、そうは言いながらもよっちは私が選んだ棚を買うか買わぬか迷いはじめていた。
「他のところも見て最後にまたここ戻ってこよ?」
「そやな。」
次に私たちは寝具コーナーに向かった。
「シーツなら私の趣味でもいいよね?」
「なんでや?」
「嫌になったらすぐ捨てられるし。」
「あかんやろ。大事にせな。」
「私もね。」
「大事にしてないか?」
「ブラウンにしよっか!」
私がちゃんと答えないことに対して、まいったなという顔をしていた。最近わりとほったらかしだったし、きっと自分でも気づいていたんだと思う。