鏡の中のアタシ。
「今日は飲もうか♪」
「だね〜☆」
里菜の初恋、初失恋を祝して朝まで二人で飲み明かす事にした。
優しさの形は様々。
雄也の行動だって、雄也なりの優しさだったのは、間違いではない。
だけど、優しさについて、履き違えてはいけない。
それにより逆に相手を傷つけてしまう事もあるから。
里菜の行動は、里菜なりの雄也への優しさだった。
たった一度の恋の中で、
たくさんの事を吸収できた恋でした…。