鏡の中のアタシ。
「当たり前じゃんっ!!」
「フフッ。なら、アタシ応援するし、全面協力するっ!」
里菜は、大地が前のめりになってまで、いきよいよく答えるもんだから、思わず笑ってしまった。
でも同時にすごく安心した。
大地は、優しいし面白い。
美緒には、こんな人に愛されて、幸せになってほしい。
それに、雄也と超仲良しだ。
うまくいったら…、いや、今のままでも遊べるけれど、4人でどれだけ楽しいだろうか。
里菜は、勝手に盛り上がっていた。
「ただし、美緒の気持ちが第一優先だからなっ!」
雄也が、勝手に盛り上がる2人に喝をいれた。
「「…はい。ごもっともです。」」
里菜と大地の2人は、シュンとして、勝手に盛り上がっていた事を恥じた。