鏡の中のアタシ。
恋したアタシ。
「…はい、そぉゆう事で。迷惑かけてすいません。」
里菜は、バイト先のガソリンスタンドにきていた。
本気で、生活を変えて清純派になりきろうとしていた。
いきなり困る。と引き止める所長に謝り倒して、やっと辞めることになった。
高校時代から、働いていたバイト先で、名残おしさもあったが、これからの自分の為だと、辞めてしまった。
帰りぎわ、いつもの自動販売機が目に入ったが、そのままその場をあとにした…。
「求人誌買って帰ろ。」