鏡の中のアタシ。
「やっぱりね〜♪ね、里菜チャン、俺の言った通りでしょ☆」
目の前にはご機嫌な大地。
雄也の友達グループの飲み会に呼ばれて里菜も参加していた。
「お似合いだもん♪」
みんなが2人を祝福した。
里菜は、とても嬉しかった。
2人はお似合いだと。
うらやましいと。
みんながあまりにも言うので、だんだん恥ずかしくなってきた里菜だったけど、横目でみた雄也の顔も真っ赤になりながら
「もぅぃぃだろ\\\」
っておもいっきり恥ずかしがってたから、2人で顔を見合わせて笑った。
すごく和やかな雰囲気が広がるその場に呼んでもらえて、幸せだと思った。
やっぱり絶対に、しっかり頑張ろうと里菜は密かに思うのだった。