僕等は彷徨う、愛を求めて。Ⅱ
大雅先輩からお見舞いのプリンが届けられた日。
その次の日に、部活に行くか行かないか悩んでいたところに、大雅先輩が現れた。
今までしてきたことを、ごめんと謝られた。でも憎かったのは本当だから、許してくれなんて言わないって。
許してほしいなんてわがままなことは思ってるけど、簡単に許されることじゃないのは分かってるからって。
だから、償う。
許してくれるまで。許してもらえなくても。何度でも謝る。
自己満足かもしれない。それでも他に方法が見つからないから、って。そう、正直に言ってくれた。
眉を下げて、頭を下げて。後悔してる瞳だったけど、真っ直ぐと力強く、謝ってくれた。
許せない。でも、許してあげたい。
そう思う自分はどこまで生半可で、甘いんだろうと思った。
許していいのか、許さないべきなのか。それすらも分からなくなって。
でも、
「大雅からメール?」
あたしはやっぱり、向き合うことを決めたんだ。逃げてばかりじゃいられないから。