僕等は彷徨う、愛を求めて。Ⅱ
眠れない夜は
朝まで宴をしよう
集え
眠れぬヒツジたち
幸せに、なるために
幸せで、あるために
――そうしてあたしは、彗と祠稀と有須と4人で同居生活を始めた。
自分がひとりにならないためなら、愛されるためなら、どんなことでもやると誓って。
寂しがりなあたしを人の温かさで囲ってくれさえすれば、3人の幸せも願ってあげる。
作った幸せが壊れてもいい。
どれだけ短くてもいいよ。
永遠なんて、端から望んではない。
永遠なんて、存在しないから在るの。
願ってはいけない。求めてはいけない。
だって叶わないのだから。
だったら永遠より、刹那を愛すべきでしょう?
痛みも苦しみも喜びも悲しみも怒りも全部共有してあげる。
確実な今があれば、あたしは生きていける。
誰でも、どんな人でも愛してあげるから、それ以上に愛して。
サヤを想う暇などないくらいに、あたしの心をいっぱいにしてくれればいい。
――それが、始まりだったけど。
やっぱりあたしはどうしようもなく浅はかで、そのくせ貪欲で、馬鹿だった。
どれだけ意思が強くても、それに耐えうる心をあたしが持ってるはずなかったのにね。
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