秘密な契約と掟破りな愛【最終章】

「…こんにちは」


「…こ、こんにちは」


「これ。慎矢さんの忘れ物なんです。渡して頂けますか?」




その女性は私へと小さい紙袋を差し出すとそっと手に取り受け取る。


忘れ物って…何だろ。どうしてわざわざ家に持って来たりするんだろうか…。


職場で渡せなかったんだろうか…。とか…色々考えちゃうじゃない…。


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