咲いても、枯れても2~ソラ色~
『あなた執事さん?まだ大分、若いのに』
時に、彼らを可哀想に思うことがある。
年齢を、憎むことがある。
私が彼らの年齢の時は、遊んで勉強して、少なくとも“自分のため”に生活していたのに。
そう思って。
私が尋ねると、やはりどこか作り上げた笑顔を見せた。
『僕は、執事ではありますが、少し違います』
『違う?』
けれど、やはりそういう身なのね、と思う。
“人のため”に尽くす。
『あなたいくつなの?13歳とか?』
思わず、具体例を出してしまった。
すぐに後悔する。
もし違ったら、かなり失礼だと思って。