咲いても、枯れても2~ソラ色~
案の定、彼は目を見張った。
その様子が、私の言ったことが違うことを意味する。
ごめんなさい、と言おうとしたら、彼はまた微笑んだ。
可愛く。
『僕は、13ではありませんよ。そんなに若くは無いです』
やっぱり。
失礼だったわ。
けれど、それを気にさせないくらい柔らかく笑う。
年齢を幼く感じさせるのは、その可愛い笑顔ゆえ。
仕方ない、と言い聞かせる。
『僕は、秀介様と同い年でございますよ』
秀くんと?
え、と思う。
意外と歳が近くて驚く。
秀くんと同い年と言われて、やっぱり、と簡単には頷けない。
纏うオーラが違い過ぎて。