12月24日
「とにかく戻ろ。みんなが逆に心配するよ。もしかしたらあたし達がやったって、、」
「それはない。一緒に、見てた人がいるんだ。ユウスケって言うんだけど。」
「じゃぁ、、、心配ないね、、、」
足に力が入らなくて、崩れ落ちる。
崩れる積み木のように。
外はいきなり雨が降り、あたし達に追い打ちをかける。
同情してくれてる??
そんなの、、、、
「ただ、、惨めな思い、、、するだけなのにね、、、」
泣くことさえ出来ないアタシは、、、ただ黙ってるしかなかった。
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