I -私-
「思い出してくれた??」



「うん。隣の子は知らないけど・・まっまさか・・彩子ちゃん??」



と恐る恐る聞く。



「うんうん。この子は私の友達の美月。」



「そっか。そうだよね。彩子ちゃんのはずがないよね。」



と何度も何度も確認するように呟く。



心なしか顔が少し青い。



「彩子ちゃんがいないなんて何でそう思うの??」



と私が聞くと、麗華ちゃんは顔を伏せた。



空はいつの間にか黒い雲で覆われていて、いつの間にか雨が降っていた。
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