I -私-
「さて、話してもらいましょうか。」


と美月は砂糖たっぷりのコーヒーを一杯飲んで切り出す。



「・・・その前に何で、突然私のところに来たのか理由を教えてくれる??」



「そういえば言ってなかったね。・・ごめん。」



と言い、私は今までの事を話す。



3人が仲たがいする夢を見たのを最後に、彩子ちゃんが自分の前に現れるようになった事。


通り魔らしき、彩子ちゃんに襲われかけた事。


そして、今までの事から、考えると、世間を騒がせている通り魔は彩子ちゃんじゃないかと言う事。



そして、先ほど、麗華ちゃんの学校の前にいて泣いていた彩子ちゃんの事。




全てを話した。




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