I -私-
一気に話して、のどが渇いたので紅茶を飲む。
麗華ちゃんの家の紅茶は私が普段飲む紅茶とまるで違ってとても美味しかった。
「そんな事が・・・。」
と麗華ちゃんはつぶやく。
「麗華ちゃんの前に、彩子ちゃんは現れる??」
麗華ちゃんの様子を見て何となく現れないことは分かったが、一応聞いてみた。
「いえ・・現れないわ。」
「そっか。何で、私のところだけ・・・。麗華ちゃんはどう思う??」
「分からない。何で、沙羅ちゃんのところに現れて私の所には現れないのかしら。・・・・恨まれなきゃいけないのは私なのに。」
その言葉に私を美月は驚き、顔を見合わせる。
「それ、どういう事。」
と美月が麗華ちゃんに問うと、麗華ちゃんは何かを決意したような目で立ち上がり、机の鍵付きの引き出しを開け、そこから茶色い封筒を取り出した。
麗華ちゃんの家の紅茶は私が普段飲む紅茶とまるで違ってとても美味しかった。
「そんな事が・・・。」
と麗華ちゃんはつぶやく。
「麗華ちゃんの前に、彩子ちゃんは現れる??」
麗華ちゃんの様子を見て何となく現れないことは分かったが、一応聞いてみた。
「いえ・・現れないわ。」
「そっか。何で、私のところだけ・・・。麗華ちゃんはどう思う??」
「分からない。何で、沙羅ちゃんのところに現れて私の所には現れないのかしら。・・・・恨まれなきゃいけないのは私なのに。」
その言葉に私を美月は驚き、顔を見合わせる。
「それ、どういう事。」
と美月が麗華ちゃんに問うと、麗華ちゃんは何かを決意したような目で立ち上がり、机の鍵付きの引き出しを開け、そこから茶色い封筒を取り出した。