Soul+relieve
「そうなんですか。」
僕は頷く
「取りあえず、その異端者の情報をもっと教えて下サイ。」
『そうだね。
異端者は、【絞】のローティスを持っていて年は16歳くらいの女性だそうだよ。』
「16歳!?」
僕は同い年だと聞いて驚く
「まぁ、珍しくはないと思いマスヨ。
15、6歳は一番精神が安定しない時期デスし、まぁ仕方ないデスネ。」
「そう…ですか。」
『同じ年の異端者の削除は、確かにレイガ君には厳しいかもしれないけど、それが悪魔の仕事なんだよ。』
ブレインさんのローティス越しに、ロナーさんが僕に優しく話しかける
「僕は…大丈夫です。
死んでも構いませんから。」