君の瞳に映る色
雷で気絶した玲が自分の上に倒れ
そのまま寝てしまったらしい。
普段眠りが深い方ではないのに
狭いソファーの上で
こんな時間までぐっすり
寝てしまったことに驚いた。
机の上のカップは片付けられ
開いたカーテンの向こうは
薄暗闇だ。
雨は止んでいるようだった。
ブレザーを片手に持って
棗は部屋を後にした。
外に出ると雨の後だから
少し肌寒い。
思わず棗は自分の身体を
抱き締めた。
「西園寺さん!」
声を掛けられて振り向くと、
後ろには瑠璃がいた。
「…沼、淵さん」
名前を呼ばれて瑠璃は
にっこりほほ笑む。
「カバンを保健室に忘れて
ましたよ」
瑠璃が革のカバンを差し出す。
「あぁ。ありがとう」
何も考えずに受け取ろうと
手を伸ばす。
冷え切った瑠璃の指先に触れ
ハッとした。
「…ずっとここで待ってたの?」
驚いて瑠璃を見つめる。
そのまま寝てしまったらしい。
普段眠りが深い方ではないのに
狭いソファーの上で
こんな時間までぐっすり
寝てしまったことに驚いた。
机の上のカップは片付けられ
開いたカーテンの向こうは
薄暗闇だ。
雨は止んでいるようだった。
ブレザーを片手に持って
棗は部屋を後にした。
外に出ると雨の後だから
少し肌寒い。
思わず棗は自分の身体を
抱き締めた。
「西園寺さん!」
声を掛けられて振り向くと、
後ろには瑠璃がいた。
「…沼、淵さん」
名前を呼ばれて瑠璃は
にっこりほほ笑む。
「カバンを保健室に忘れて
ましたよ」
瑠璃が革のカバンを差し出す。
「あぁ。ありがとう」
何も考えずに受け取ろうと
手を伸ばす。
冷え切った瑠璃の指先に触れ
ハッとした。
「…ずっとここで待ってたの?」
驚いて瑠璃を見つめる。