うちの兄弟★
「・・・!!」

頭に手が触れた瞬間、雅人さんはパッと私の方を向き、手をつかんだ。

「もとはといえば、裕樹ちゃんのせい・・・でしょっ??」

・・・はいっ?!

「だって・・・」

もう雅人さんは迫りすぎ、後ろには行き場所がなくなった。

「君が僕を惚れさせたのが悪い・・・クスッ・・・責任とってよ」

「!?・・・きゃっ・・・」

雅人さんの顔が私の首筋にうもれ、何回も優しくキスする・・・。

「・・・・ダメだって」
「兄弟だから??・・クスッ」

「あっ・・・。ん~、もうっ・・・」

「すっごくかわいい・・・」

首筋から唇をはなすと、ものすごい近距離で目があってしまった。

あっ・・・。
雅人さんだ・・・。

私の目の前には雅人さんがいて、私のことをものすごく愛しがってる・・・。

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