本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
「美晴みんなの前で約束してよね。



浮気なんかしたら即離婚だから。



それと結婚しても私は大学には行きたい。」




『分かった約束する。大学は今まで通りに通えばいい。



今日から早乙女紗弥加でいいんだな。』




これが私の運命、そう思ったら気持ちが楽になった。



いきなり両親と妹が出来た。



そして義弟と姪か甥かわからないけど可愛い赤ちゃん。



急にオバサンになる訳だ。



でもこれも楽しいかなって思う。




「もしかして、美晴最初からこうなるの分かってたんじゃないでしょうね。」




『紗弥加そんな訳だないだろ。』




「もう、美晴の言う事信じられない。」




『紗弥加頼むから信じてくれよ。』




「やだ!」




『紗弥加ってばご機嫌直して。』







< 116 / 132 >

この作品をシェア

pagetop