本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
でも結局美晴は私を抱き締めたまま眠っている。




この寝顔見ると憎めなくて、嫌な事も許してしまう。



美晴とはまだ数日しか一緒にいないのに、




何だかずっと前から一緒にいる感じがする。




私のこの気持ちはなんなのだろうか?




美晴が寝言で《二千翔。》と言った。




二千翔さんの楽しい夢でも見ているんだろうな。




可愛い顔しちゃって、美晴早く二千翔さん見つかるといいね。




でも、二千翔さん見つかったら私はここから出て行かなきゃいけない。




又一人ぼっちになるんだな。




あんなに嫌だったのに、美晴の腕の中が心地よくて、



私は又深い眠りについた。







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