本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
嘘、そんなバカな。じゃ私は二千翔さんの姉なの?




だからこんなに似ているの?




あまりにも現実離れしてる真実に、




気持ちも頭もついていけない。




「相多周子さん、あなたは私のお姉さんに間違いないと思う。



お姉さんには私と同じ肩にハート形のアザがあるはず。



私は右肩にお姉さんは左肩にあるはずよ。」




そう、左肩にハート形のアザがある。




たけど、これって本当の事。




美晴も知らない真実なんだ。




「美晴も知らないの?」




『多分知らないと思う。私に姉がいるのを知ってるのは、



私と父だけだから。』




どうすればいい。




折角二千翔さん見つけたのに、二千翔さんを見つけ直ぐに




美晴に電話をした。




明日二千翔さんを美晴のとこに連れて行くと約束してしまった。







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