lotlotlot2-ふたつの道-
ぼんやりと光るものが見えた。その側に、キラリと光るものもあった。
「リーグ見える?」
「あぁ、あのぼんやりと光っているのは、蛍灯だよな?」
「たぶんね。でも、その側の光はわからない。リーグ、間欠泉って光るの?」
「俺に聞いたってわかるわけないだろう・・・。来た事ないんだから。ただ、間欠泉はお湯が噴き出すだけだろ?噴き出したからって、光るって事はないんじゃないか?」
「そうだね。じゃ、あれはなんなんだろう・・・。」
闇の中では、距離感が驚くほど曖昧になる。すぐに光の元へ着けると思っていたのに、なかなか着けない。
「ずいぶん遠いな・・・。」
「そうだね。結構、進んでいると思うんだけど、光が大きくなってこないもんね。」
相変わらず、蛍灯の光は親指の頭くらいの大きさしかない。それでも進むしかない。
親指の頭くらいの大きさが、僕の頭と同じくらいになった。蛍灯を使うと、ちょうど僕の頭と同じくらいの光を放つ。つまり、僕たちは光の元に着いたのだ。
「リーグ見える?」
「あぁ、あのぼんやりと光っているのは、蛍灯だよな?」
「たぶんね。でも、その側の光はわからない。リーグ、間欠泉って光るの?」
「俺に聞いたってわかるわけないだろう・・・。来た事ないんだから。ただ、間欠泉はお湯が噴き出すだけだろ?噴き出したからって、光るって事はないんじゃないか?」
「そうだね。じゃ、あれはなんなんだろう・・・。」
闇の中では、距離感が驚くほど曖昧になる。すぐに光の元へ着けると思っていたのに、なかなか着けない。
「ずいぶん遠いな・・・。」
「そうだね。結構、進んでいると思うんだけど、光が大きくなってこないもんね。」
相変わらず、蛍灯の光は親指の頭くらいの大きさしかない。それでも進むしかない。
親指の頭くらいの大きさが、僕の頭と同じくらいになった。蛍灯を使うと、ちょうど僕の頭と同じくらいの光を放つ。つまり、僕たちは光の元に着いたのだ。