完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
「自分でも、おかしいと思うくらい、君の周りにいる男に嫉妬してしまう。
親友の基樹にさえも・・・・
2年間、俺は、耐えられるだろうか・・・」
頭を上げて、私を見つめて言った。
「晃一さん、私は、晃一さんしか見えてないわ、
向こうへ行っても、私は、晃一さんのことしか考えられない。
だから、旅立つ日までの会える間、
心も、身体も、晃一さんでいっぱいにして・・・・」
そう伝えると、
晃一さんは、私をベッドに沈め、
熱く、深いキスを落とす。
そして、
首筋から鎖骨、時々、熱い痛みを混ぜながら
私の身体を唇と細い指先で、熱を帯びさせる。
あっという間に、何も纏わぬ状態になり、
身体を重ね、お互いがお互いを求め合う。
ベッドの軋む音と、
晃一さんが何度も私の名前を呼ぶ声と、
私の甘く喘ぐ声が、ベッドルームに響いた。
そして、明け方近くまで、
この部屋から出ることはなかった。
次の日が日曜で良かったと思った。