snow flake〜罪な恋に落ちて〜


恋(れん)クンは話上手で、友達と居るような感じだった。

歳も同じで、出身県も同じ事が判明すると地元話で盛り上がる。

お酒を飲むペースも比例して、たちまちボトルを1本空けてしまう。


打ち解けてきた所で気になってた事を聞いてみた。


「ねぇ?恋クンて『主任』なんでしょ?」


「…まぁね笑。急にどうしたの?」


ホストには売上や人気によって、役職が付くことがある。

もちろん、ごく限られた人数であり、お店によっては役職の順列も様々だ。


「うん、みんながそう呼んでるから…。ッて事はNo.2なのかなぁ〜なんて思って…」


『あー…バレた?』

照れたように、でも自信溢れるようにそうだと恋クンは応えた。


「まぁ、俺は友営(客と友達関係のようにする接客)しかできないから万年2番。オーナーには適わないよ。マヂ尊敬してる」


本当に琥珀さんはすごい人だ。

激しい競争の世界でも、下の人から尊敬されて慕われてる。

(人柄なんだろうなぁ〜〜)
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