【完】最期の嘘
「なんで、そんなになるまで一人で抱え込んだんだ。馬鹿…。」
ハイジは涙声でぽつりと呟き、部屋から飛び出す。
美恵はそんなハイジを急いで追い掛けた。
部屋に残ったのは、龍治と礼治の双子のみ。
龍治は持ち合わせていた冷えピタを取り出す。
「とりあえず、ないよかマシ。目閉じろ。」
「……ん。」
言われた通り、右目を閉じた礼治の目の上に優しく被せるように冷えピタを貼る龍治。
「なあ礼治、ハイジが怒ってる意味、分かるよな?」
「分かる。…けど、それでも、好きが止まらない。」
そう言ってうなだれる礼治。
そんな礼治の小さな頭を、龍治は溜息を落とし優しく撫でた。
ハイジは涙声でぽつりと呟き、部屋から飛び出す。
美恵はそんなハイジを急いで追い掛けた。
部屋に残ったのは、龍治と礼治の双子のみ。
龍治は持ち合わせていた冷えピタを取り出す。
「とりあえず、ないよかマシ。目閉じろ。」
「……ん。」
言われた通り、右目を閉じた礼治の目の上に優しく被せるように冷えピタを貼る龍治。
「なあ礼治、ハイジが怒ってる意味、分かるよな?」
「分かる。…けど、それでも、好きが止まらない。」
そう言ってうなだれる礼治。
そんな礼治の小さな頭を、龍治は溜息を落とし優しく撫でた。