365回の軌跡
私は着替え様として…やめた。昨日は喧嘩みたいになってしまったし、今から送って行っても気まずいだけだ。それに迷子になったら電話が来るだろう。私はもう一回ベッドに入ろうとした。その時、携帯が鳴った。電話かと思ったらメールだった。母からだ。
件名:おはよう。さっきお父さんから来たメール、そのまま転送します。
本文:今駅に着くところだ。沙紀はまだ寝ている。今回はお前にも内緒だったが沙紀を連れ戻すつもりでいた。東京みたいな危ない所に沙紀を置いておきたくない。案の定、沙紀は昨日行き着けの居酒屋に俺を連れて行った。酒も沢山飲んだ。あいつ遊び慣れている。だが話を聞いているうちに、沙紀は今の生活が好きなようだ。沙紀はもう子供じゃない。俺は反省した。このまま沙紀を東京に任せてみようと思う。ただあいつが泣いて帰ってくる様なことがあったらお前が抱き締めてやってくれ。以上。
私は携帯を閉じると急いで着替え、駅まで走った。
件名:おはよう。さっきお父さんから来たメール、そのまま転送します。
本文:今駅に着くところだ。沙紀はまだ寝ている。今回はお前にも内緒だったが沙紀を連れ戻すつもりでいた。東京みたいな危ない所に沙紀を置いておきたくない。案の定、沙紀は昨日行き着けの居酒屋に俺を連れて行った。酒も沢山飲んだ。あいつ遊び慣れている。だが話を聞いているうちに、沙紀は今の生活が好きなようだ。沙紀はもう子供じゃない。俺は反省した。このまま沙紀を東京に任せてみようと思う。ただあいつが泣いて帰ってくる様なことがあったらお前が抱き締めてやってくれ。以上。
私は携帯を閉じると急いで着替え、駅まで走った。