ロ包 ロ孝
 時が止まったと錯覚させる程に、辺りを凍り付いた静けさが包んだその途端。

  グゥォォォォゥンッ!

 天上の穴へ向かって、見た事も無い程に大きく、そして真っ白い龍が上昇し、その後を追うように荒れ狂った竜巻が吸い込まれていった。





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