KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





それが癖になってたから、今まで切らなかったし、染め続けてきたんだけど……





もうアイツは俺が殺したんだから、別にしなくてもいいんだよな





「切るの??





まぁ、駿河くんなら何でも似合うと思うよ」





ふわっと笑う姉崎





……その笑顔、俺だけに見せろよ?





「…何色がいい?」





俺は自分の髪を見ながら聞く





「え…





あたしが決めてもいいの?」





目をキラキラさせて聞く姉崎に、俺は頷く





「やった!」





そう一言言って、考え始める姉崎





俺は、そんな楽しそうな姉崎を見ながら眠りにつく……





「おーい





ラブラブしてんじゃねぇよ





全く…二人の世界に入りやがって……





まぁ、俺たちも入ってたけどさ」





…チッ









< 244 / 356 >

この作品をシェア

pagetop