KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





「はいはい





んじゃ、またな」





俺はそう言って、啓汰から離れる





「おう!」





啓汰は威勢良く返事をし、俺とは逆の道を走って行った





えーっと…





最初は…30代の男……





…一人暮らしか





依頼人は同じ会社の後輩





…人の女に手を出すから、か





どんな風に殺して欲しいか……特になし





「場所はキャバクラ、と…」





キャバクラか…





また、女達が寄ってくるんだろうな





俺はため息をつきながら、組織が管理しているキャバクラへと向かう





面倒臭いし、心臓狙おうかな……









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