秘密の生徒会探偵団☆


「なぁなぁ、ホンマに大丈夫なのかぁ?」

「うるせーなぁ。
熱も引いてるし大丈夫だっての。」



ったく、朝から何度も何度も同じこと聞きやがって……俺はお前の子供かっての!!




「それに、今回はチームプレーだろ?
1人いなくなったら逆に迷惑になるじゃん。」





そう言って生徒会室にあったタキシードに袖を通す



それにしても、覚えてないとはいえ由比には悪いことしちまったな……。


だけど、まさかキスしてたなんてつくづくサイテーじゃん。

仮にも先輩っつー彼氏がいんのに……。






やっぱ、機会をみて謝るか。

かなり気が引けるけど







「準備できたか?」

「あぁ。」


いつものくしゃくしゃなセットとはまた違う髪型の勇斗は楽しそうにニヤっと笑った。




「そんじゃ、行くか。」


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