薔薇とアリスと2人の王子
「おはよう、ラプンツェル」
「はっはい……」
ラプンツェルの部屋は昨日より明るかった。朝日のお陰でね。
埃臭いのに変わりはなかったけど、そこは我慢して3人は部屋に入った。
中央に置いてある小さなテーブルに、4人で席を占める。
「あのぅ……話って…」
ラプンツェルは前に垂れる長い髪で自らを守るようだった。顔はほとんど見えない。
相変わらず、か細い声だよ。
「あなたがフラレたっていう恋人に私達、会ったの。事情を聞いたわ」
「え……クリストに会ったんですか…?」
「結論を言うとね。彼もあなたが好きなのよ!」
ほんとうに結論しか言わないアリスに、カールとイヴァンはたまげてた。
案の定、ラプンツェルは訳が分からないと言いたそうな顔をしててさ。
すかさずカールが補足説明だ。
「つまり、クリストも君が好きだったんだけど、照れ隠しで思わずフッちゃったのさ」
それでもラプンツェルは浮かない顔をしてる。
「信じられない?」
「――……クリストが、本当に私を好きだったとしても……“私の暗い所が嫌だ”とフラレたんです。それは本音だと思うんです……私、暗いから……」
「はっはい……」
ラプンツェルの部屋は昨日より明るかった。朝日のお陰でね。
埃臭いのに変わりはなかったけど、そこは我慢して3人は部屋に入った。
中央に置いてある小さなテーブルに、4人で席を占める。
「あのぅ……話って…」
ラプンツェルは前に垂れる長い髪で自らを守るようだった。顔はほとんど見えない。
相変わらず、か細い声だよ。
「あなたがフラレたっていう恋人に私達、会ったの。事情を聞いたわ」
「え……クリストに会ったんですか…?」
「結論を言うとね。彼もあなたが好きなのよ!」
ほんとうに結論しか言わないアリスに、カールとイヴァンはたまげてた。
案の定、ラプンツェルは訳が分からないと言いたそうな顔をしててさ。
すかさずカールが補足説明だ。
「つまり、クリストも君が好きだったんだけど、照れ隠しで思わずフッちゃったのさ」
それでもラプンツェルは浮かない顔をしてる。
「信じられない?」
「――……クリストが、本当に私を好きだったとしても……“私の暗い所が嫌だ”とフラレたんです。それは本音だと思うんです……私、暗いから……」