薔薇とアリスと2人の王子
「何だ? はっきり言え、それじゃあ根暗のままだぞ」
イヴァンはもたつくラプンツェルに苛立ちの色を見せ始めたようだ。
それをアリスが叱咤する。
しかしラプンツェルは首を振った。
「いいんですアリスさん。王子様の言うとおり――私は外見が変わっても、この臆病な性格はそのままです……。これじゃあ、クリストにもすぐ愛想をつかされます」
「ラプンツェル――」
「私、ほんとうに変わりたいんです! 今まで暗闇に閉じ籠っていて、逃していた“大切なもの”を――今度こそ掴みたいんです……!」
一同は驚くしかなかった。
3人にされるがまま、美しく変身している間に――そんな事を考えられるようになっていたとは、思っていなかったからね。
「私、今から変わります。自信が持てる姿で、はっきりとクリストに想いを伝えてきます!」
「よく言ったわラプンツェル! これで私達も安心して旅立てるわ」
アリスも笑顔になって、ラプンツェルの手をとった。
「決まりだね。早速クリストを呼ぼうか」
カールが塔の下にいるクリストに、梯子を登ってくるよう促す。
イヴァンはもたつくラプンツェルに苛立ちの色を見せ始めたようだ。
それをアリスが叱咤する。
しかしラプンツェルは首を振った。
「いいんですアリスさん。王子様の言うとおり――私は外見が変わっても、この臆病な性格はそのままです……。これじゃあ、クリストにもすぐ愛想をつかされます」
「ラプンツェル――」
「私、ほんとうに変わりたいんです! 今まで暗闇に閉じ籠っていて、逃していた“大切なもの”を――今度こそ掴みたいんです……!」
一同は驚くしかなかった。
3人にされるがまま、美しく変身している間に――そんな事を考えられるようになっていたとは、思っていなかったからね。
「私、今から変わります。自信が持てる姿で、はっきりとクリストに想いを伝えてきます!」
「よく言ったわラプンツェル! これで私達も安心して旅立てるわ」
アリスも笑顔になって、ラプンツェルの手をとった。
「決まりだね。早速クリストを呼ぼうか」
カールが塔の下にいるクリストに、梯子を登ってくるよう促す。