‡キミ想い‡
「さて、最初どこ行こっか??」
「うーん…、やっぱりゲーセンかな??」
「んじゃ行こっか♪」
「うんっ!!」
改札を出て、私達はまず最初にゲームセンターに行くことにした。
……やっぱり、こういうところに来たからにはゲーセン行くでしょ??
ふと、自分の手に裕の手が当たり、ドキッと胸が音をたてた。
「……」
なにも言わなくても重なった手。
私は嬉しくて、つい心の中で微笑んでしまった。
裕は、隣を歩けば手を繋いでくれる。
誰とも付き合ったことがなかった頃の私は、そんなことは普通だと思ってた。
でも…、結輝の時は違った。
別に比べてるわけじゃないけれど、結輝は自分から攻めたり、エスコートしてくれたりということが全くなかった。
そんな些細なことでも、私は気にしてしまうから。
彼氏の隣を歩いて、手を繋ぐ。
それだけでも私は、幸せって感じちゃうんだ。
……でも、結局はこれも、漫画の読みすぎだったりするのかな…??