‡キミ想い‡
「あっ、ねぇ、私プリクラ撮りたい!!」
ゲーセンに着くなり、私は少し目を輝かせてそう言った。
「いいよ、じゃあ行こか♪」
裕とプリクラを撮るのは久しぶりだったため、ここでもまた緊張してしまう。
カメラの前では、ピースしたり抱きついたりした。
『――次でラストショットだよ!!』
そうプリ機から声がかかったと同時に、裕は私の顔を引き寄せて……。
―カシャッ
「…っ」
顔が熱くなるのがわかる。
それもその筈…。
シャッター音が鳴ると共に、お互いの口が重なったから。
いわゆるキスプリというやつだ。
落書きコーナーに移動し、私はペン片手に少し固まっていた。
「…うぅ」
「どうかした??」
「いや…、恥ずかしすぎるなぁって…」
時々「プリ機殿堂」ってやつに誰かのキスプリあったりするけど……。
は、恥ずかしくないんだろうか…。
うーん、と頭の中でぐるぐるしつつ、私達はゲーセンで暫く時間を潰すことにした。