フローラ・ダン
私は族長の娘として生まれたわ。

父さんは母さんに私を処分するよう言ったらしいわ。

けれど、母はしなかった。

必死で私を守ろうとして結局部族を追放になった。

父さんは自分で私を処分しようとしたわ。


でも……


出来なかった………


父さんも娘である私を処分することはできなかったのね………


結局私はウィング族で成長したわ…言い伝えなど知らずに……

そして……

私が1歳の時……


“災い”は起きた……


……………
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