レクイエム
相手の強さを聞いたところでどうにもならない事は分かってはいるが、何とか不安を払底したい。2倍や3倍とかならこれから修行すれば何とかなるかもしれない。


「そうだな…象と蟻くらいか」


同じ魔族でも全然次元が違うらしい。
レッサーデーモンを倒すのでさえいっぱいいっぱいのクーラには到底敵わないようだ。


「…湯浴みして寝るわ」


力無く立ち上がり、彼女はフラフラしながら備え付けのシャワーに消えていった。


「だからその為の護衛だっての…」


アレスの呟きは彼女に届く事はなかった。
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