真実の鏡
カルマと名付けたのは、父親だった。
カルマ―業を背負うもの。
生者でありながら、死者でもあるもの。
またはどちらでもない存在として。
そのことが本当に業なのか、カルマは分からない。
ただ、生きていて欲しいと強く願われて、生まれてきたことは自覚していた。
「だから…ボクは生きるんですよ。お母さん」
漆黒の空に浮かぶ、満月を見上げながら、カルマは微笑んだ。
「父さんとも仲良くしてますから、安心してくださいね? 滅多なことじゃ、正体はバレませんし…」
…まあ同属を除けば、だが。
「勉強も運動も頑張っています。友達も多いんですよ? 好きな人はいませんが、尊敬している人はいます。…なかなか良い人生を送っていると思いませんか?」
そしてカルマは目的地へ着いた。
カルマ―業を背負うもの。
生者でありながら、死者でもあるもの。
またはどちらでもない存在として。
そのことが本当に業なのか、カルマは分からない。
ただ、生きていて欲しいと強く願われて、生まれてきたことは自覚していた。
「だから…ボクは生きるんですよ。お母さん」
漆黒の空に浮かぶ、満月を見上げながら、カルマは微笑んだ。
「父さんとも仲良くしてますから、安心してくださいね? 滅多なことじゃ、正体はバレませんし…」
…まあ同属を除けば、だが。
「勉強も運動も頑張っています。友達も多いんですよ? 好きな人はいませんが、尊敬している人はいます。…なかなか良い人生を送っていると思いませんか?」
そしてカルマは目的地へ着いた。