【完】青春PLAYBALL!!
「まもりちゃん、話しがあるんだけど、聞いてくれる?」


「・・・・・・うん」


まもりちゃんは前を見つめたまま静かに答えた。

やばい。

なんだか一気に緊張してきた。


頑張れ、頑張れ俺!


「おとといのことなんだけどさ。俺、まもりちゃんにさ・・・その・・・キス?しちゃったじゃん?」


まもりちゃんの表情を伺いながら確かめるように尋ねる。

まもりちゃんはさっきと表情を変えないまま、こくんと一つ頷いた。



「俺ずっと謝りたくてさ。あの時無意識だったていうかなんていうか・・・気づいたらまもりちゃんに・・・・・・。本当にごめん」


俺はまもりちゃんの方へ体を向け、深々と頭を下げた。

しばらく嫌な沈黙が続く。


「・・・・・・って欲しいんじゃない」


「え?」


俺は顔を上げてまもりちゃんの顔を見た。

まもりちゃんが俺をキッと睨みつけている。


ドキっとした。


だってこんなまもりちゃんの怒った顔見たことなかったから。


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