【完】青春PLAYBALL!!
「私は、そんなこと言って欲しいんじゃないもん。修平君のバカッ」


そう言うとまもりちゃんは、ほっとしたように扉が開いた部室の方を見て、汐崎さんの方へ走っていってしまった。


俺、もう泣きそう・・・・・・。


まもりちゃんにバカって言われてさ。


謝ったのに。


俺どうしていいか分かんない。


帰りのバスの中、俺の頭の中でまもりちゃんの


『修平君のバカッ』


がループする。


「お前、まもりちゃんに何したんだよ。まぁ言いたくないなら言わなくていいけど。ちゃんと謝ったのか?」


尚哉が心配したのか尋ねてきた。


「謝ったよ・・・けどそっからどうしていいか分かんない」


窓の外を見つめながら、さっきのことを思い出す。


「どうしたらいいか分かんなくても、お前は俺の側にいてくれただろ?今度もそうすればいいんじゃないの?」


どうしたらいいか分かんなくて?


ああ。


尚哉中学の頃の話ししてんのか。

確かにあの時も、まもりちゃんと同じように尚哉の気持ちが分からなくて・・・・・・。

辛かったな。


でも・・・・・・。


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