【完】青春PLAYBALL!!
嬉しくて尚哉に駆け寄る。

周りを気にする尚哉が可笑しくて、つい笑ってしまう。


「何笑ってるんだよ」


「うん。ありがとう尚哉、お前の言いたいこと分かった。そうだよな。俺しつこい男だからさ。やっぱ嫌われても側にいたいもんな。それじゃ!」

俺、自分の気持ち伝えてみるよ!


携帯を取り出し、まもりちゃんに電話をかける。

案の定出ない。


ふ・・・いいんだ、そんなことは想定内さ。


俺は家へ向かって走った。

バスはもうない。

となると最後の手段は俺が愛用するマーク君!


格好いい名前ついてるけど、マークローザっていうチャリ。

奮発して買ったマイチャリ。


『今から自転車でいくから。大事な話だから会いに行く!』


いつもなら絵文字全開だけど、つけない。

つける時間さえもったいない。


メール送信。


俺はマーク君と共に暗闇の中を駆けた。


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