【完】青春PLAYBALL!!
柚と二人で、ベンチに入り座った。


まだ時間が早いのか、誰もいない。


「とうとう来ちゃったね」


柚がマウンドを見つめながら静かに呟いた。


「うん。そうだな」


「不安はない?」


「うん。不思議なんだよな。俺、今日負ける気しないんだ」


「おお。心強いじゃん」


「今年の夏は・・・柚も一緒にいるし」


「・・・・・・うん」


ベンチに置かれた柚の右手をそっと握る。


「俺勝つよ。三先に勝つから。だから一緒に甲子園行こうな」


「うん!」



俺たちは真っ直ぐ見つめ合った。

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