【完】青春PLAYBALL!!
「尚哉は?」


「・・・・・・正直かなり動揺してる」


「そっか」


柚は俺の頬に左手をそっと添えた。



柚の手・・・・・・。



「驚いた?結構震えてるでしょ?」


「うん」


柚は左手をそっと離した。


「こういう場面何度も経験したけど、今日ほど怖い日はないかも・・・私ね、今自分が勝ちたいっていうよりも、尚哉に勝って欲しいって思ってるから」


「柚・・・・・・」


「大丈夫。尚哉笑って。私も笑うから」


柚は口の端をクッとあげて笑い、守備位置に戻っていった。


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