【完】青春PLAYBALL!!
「木波君、これからも柚のことよろしくね」


美和子さんがそっと呟いた。


「まあ、振り回されない程度になれるようにします」


俺と美和子さんは顔を見合わせて笑った。


「私はこうして、おにぎり作ってくることしかできないけど、木波君は柚と一緒に野球できるから。きっと私には分からない柚の悩みを聞いてあげられると思うんだ」


美和子さんは寂しそうに笑ってコップに麦茶のおかわりを注いでくれた。


「十分じゃないですか。こうして毎朝おにぎり作ってるんですよね?汐崎はすごく嬉しいと思います。自分を応援してくれる人が側にいるって心強いじゃないですか」


「そうかな?」


「そうですよ」


俺はのこりのおにぎりを口に詰め込み、グビっと麦茶を飲み込んだ。


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