夜  話  
「貴方が逢ったのじゃないなら、貴方のお友達が逢ったのかしら?」


そう尋ねると、皎はハッとしたようにわたしを見ました。


そして。


驚いたような表情を浮かべて言いました。



「本当に、人間のくせに聡い奴だよな。何故、そう思った?」


気持ちのいい皎の指の先から伝わってくる、ひやひやとした感覚に知らず頬を寄せていたわたしは、その気持ち良さを追い掛けながら、うっとりとした気持ちで答えました。


「貴方の気持ちを理解りたいと思っているもの。

貴方の想いに寄り添いたいと考えているんだもの。

出来ているなら、とても嬉しいわ。」
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