夜  話  
そう……だな、いちばん始めから話すべきかな。


ふたりの神様が出会った一番初めは、もうずっと昔。


歴史を通り越して伝説や神話になっているような、そんな昔の話だ。


その頃は世界もまだ出来たばかりで、今は神様と呼ばれているふたりも、まだ一介の精霊と人間でしかなかった。


その世界で神様と呼ばれているのは、今は大神様と呼ばれている存在、ただひとつだけだったんだ。




世界はまだまだ若く、原始の輝きと息吹がみちみちていた。
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