夜  話  
大神様の問い掛けに、カリョウは鼻で笑って答えた。


「へっ!俺のチカラが大きくなりすぎて止める事なんて出来やしなかっただけだろうがっ!」


もはや、大神様に対する畏敬の念さえ失ってしまう程に傲慢になってしまったカリョウの耳に、小さく、しかし鋭い声が突き刺さった。


「こっの、大バカ野郎っ!」


その声は。


カリョウが探して。


探して。


求めて。


焦がれた。


あの声だった。
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