アタシの弟。



…言っちゃったよぉぉぉ!!!


…どうしよう………


瑠唯がロミオ!?


あたしがジュリエット!?


…できるわけないよ………。





その日の帰り道…


あたしはまた、久しぶりに瑠唯と一緒に帰った。


帰ったら、お母さんとお父さんにロミオとジュリエットを演じることになったと告げる心の準備をしながら…



「…ただいま………」

「おかえりー。
…って、2人ともえらい空気が重いわね………」

「…そうー?
お母さん、お父さんが帰ってきたら下からあたしたち呼んでね…」

「う…うん………
分かったわ…」



そう言い残してから、あたしと瑠唯は自分たちの部屋に入った。



「瑠唯!!!
なんであっさり引き受けちゃったのよー!!!」



ひどいよ!


裏切り行為だし!!!


なんであっさり引き受けたりなんかするかなぁ………。



「…だって、あそこで委員も引きそうになかったし。
それに、雅がこの間、廊下で寝過ごしただろ?
あれが随分内申に響くようで…」

「…うんぬ………っ!
断れば成績に関わるのか…」



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