アタシの弟。



「雅!早く起きなさい!!!」

「…んー………」



視界がぼんやりと明るくなる。


…ん………


朝…?



「もう8時よ!?
今日学校で用事があるって言ってなかった!?」

「…やだなぁ………
お母さんったら。
今日は土曜だから学校は………
ある━━━━!!!!!」



そうだよ!!!


今日学校だよ!?


学校で教育委員会のお偉いさんと会う約束だよ!!!!!


あたしはまだ眠い体を無理やり起こして昨日用意した服を着た。


良かった…


昨日用意しておこうか、迷ったんだけど。


こんなことになるんなら、用意しておいて本当に良かった。



「…あ」



そういえば、瑠唯!!!!!


瑠唯が見当たらない!!!


…もしかして………


先に行っちゃった…、とか?


…うわぁぁぁぁぁ!!!!!


おい、あたし!!!


なんでこんな重要な日でも寝坊するのよ!!!!!


…どーしよ………


マッハで一通り用意してから、リビングに顔を出した。



「…遅い」



ソファから顔を出したのは瑠唯だった。


まだ待っててくれたんだ!!!



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