アタシの弟。
「そうか、そうか…。
ごめんね、瑠唯くん。
確かに学生の本業は勉学に励むことだね。
…雅ちゃんはどうかな?
もし興味があるのなら、入所とまではいかなくてもその節を伝えておくが」
「あたし、ですか?」
あたしは………
別にめちゃくちゃしたいってわけじゃないんだよね。
ただ、家計が助かるかもってだけで。
…でも、興味が全くないことでもないんだなぁ………
せっかく話を持ってきてくださったんだ。
興味があるということだけでも伝えておこう。
「…正直、興味はあるん……」
「姉も僕と同じ立場にあります。
今は学業に専念させてください」
…はぁ!?
コイツ…、またあたしが言い終わらないうちに言いやがって………!!!
わざとか?
あたしに意見を言わせない策略か?
「分かった。
知人にはそう伝えておくよ」
「本当に申し訳ありません…。
瑠唯が生意気な口ばかり聞いて…」
何か申し訳なくて、あたしも思わず頭を下げて謝った。
だって、瑠唯のやつ心にも思ってない言葉並べてるし。
申し訳ないじゃない…