追憶 ―箱庭の境界―


リオン様は、
サザエルの「国王」に成ってくれるだろうか。

リフィル様をも、
自由にしてくれるだろうか…。



私たちが自由を手にするには、

残された道は、
1つだと思っていた。


どれだけ貴女に恨まれようと、
貴女を一緒に連れて逝くはずだった。


「…私は、独りで…。貴女を残して、逝くべきかもしれませんね…」


リフィル様の心臓を見つめ、

心が揺れていた。


私たちの「鬼ごっこ」は、
遥か昔に終わっていたのかもしれません。


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