倉庫の王様
【遊和】
今、助手席に乗ってるのは彼女ではなく女みたいな顔をした俺のクラスの少年。
キラキラしすぎな眼差しにイラッ…。
確かサチと同じ中学出だったはずだから多少仲良くても別に妬いたりしねぇし。
多少ならな?
だけど流石に猫のやり取りはマズイ!!
猫から愛が芽生えたらどうすんだよ。
ってな感じで、俺は欲しくもない猫の里親になってしまうらしい。
「この辺だったよな?」
「あっ、ここ!!」
「よし、連れて来い」
「宮さん中に入らないの?お茶くらい出すけど…」
「いちいち親に挨拶すんのだりぃ」
「はいはい、宮さんらしいね。ちょっと待ってて!!」
家の目の前に車を止めてタバコに火をつけてから数分、小さな箱片手に河原が出て来た。
えっ、そんなに小さいのですか?
「コイツ!!カワイくて離したくないけど仕方ないよね…」
子猫と河原のダブルキラキラ…。
お前、男の俺から見ても若干カワイイ…。
今、助手席に乗ってるのは彼女ではなく女みたいな顔をした俺のクラスの少年。
キラキラしすぎな眼差しにイラッ…。
確かサチと同じ中学出だったはずだから多少仲良くても別に妬いたりしねぇし。
多少ならな?
だけど流石に猫のやり取りはマズイ!!
猫から愛が芽生えたらどうすんだよ。
ってな感じで、俺は欲しくもない猫の里親になってしまうらしい。
「この辺だったよな?」
「あっ、ここ!!」
「よし、連れて来い」
「宮さん中に入らないの?お茶くらい出すけど…」
「いちいち親に挨拶すんのだりぃ」
「はいはい、宮さんらしいね。ちょっと待ってて!!」
家の目の前に車を止めてタバコに火をつけてから数分、小さな箱片手に河原が出て来た。
えっ、そんなに小さいのですか?
「コイツ!!カワイくて離したくないけど仕方ないよね…」
子猫と河原のダブルキラキラ…。
お前、男の俺から見ても若干カワイイ…。